最近では、高齢者の方も日常的にスポーツ活動を行い、競技スポーツに参加されています。スポーツにより友との交流を深め、さらには自己を高めることで人生を楽しんでいます。子供から高齢者まで運動・スポーツは必要不可欠な人生のアイテムといえるでしょう。
アスリートやスポーツ愛好家の方々は、日常生活では問題なくても運動時の痛みや障害で100%のパフォーマンスが発揮できないケースが多くあります。日常的な運動や競技スポーツによる急性のスポーツ外傷や使い過ぎ(オーバーユース)による慢性障害などが対象になります。
医師が正確に診断を行い、リハビリテーションの指示をします。疾患の評価を行い理学療法士が患者さまにフィットするリハビリテーションプログラムを作成し、マンツーマンでリハビリテーションを実施します。通院時のみのリハビリテーションよりも、患者さま自身がセルフメディケーション可能になるように理学療法士が指導し、自宅でもホームエクササイズを実施することで最大限の効果が期待されます。
日常生活を目的としたメディカルリハビリテーションにとどまらず、最終目標は元のスポーツ復帰、さらにはそれ以上のパフォーマンスアップを目指したアスレチックリハビリテーションを行います。心臓など内臓疾患などでスポーツ復帰が危ぶまれるケースでは、医療連携先のスポーツ内科(原則中学生以上)にご紹介して精査・加療をしています。